ボーナスの使い道の決め方|手取りの確認から配分までの考え方
ボーナスを受け取ったときに、気づけばなくなっていたということを防ぐための考え方をまとめました。額面と手取りの違い、使い道を決める前に確認したいこと、目的ごとに分ける配分の考え方、ごほうびの楽しみ方、ボーナスを当てにしすぎない家計の作り方まで。計画的に使うためのヒントです。

ボーナスが振り込まれると、うれしい気持ちになる一方で、何に使おうか迷ってしまうこともあります。欲しかったものを買ったり、旅行に出かけたりしているうちに、気づけばほとんど残っていなかった、という経験がある人もいるかもしれません。
ボーナスを後悔なく使うには、受け取る前に、使い道をおおまかに決めておくことが大切です。ここでは、額面と手取りの違いから、使い道を決める前の確認、目的ごとの配分の考え方、ボーナスを当てにしすぎない家計の作り方までを紹介します。
額面と手取りの違い
ボーナスの金額として伝えられるのは、多くの場合、税金や社会保険料が差し引かれる前の「額面」です。実際に口座に振り込まれる「手取り」は、そこから社会保険料や所得税が引かれた金額になります。

使い道を考えるときは、額面ではなく、手取りの金額をもとに計画しましょう。手取りは、額面のおおむね七割から八割程度になることが多いといわれていますが、人によって異なるので、明細で確かめるのが確実です。
使い道を決める前に確認すること
ボーナスの使い道を考える前に、近いうちに必要になるお金がないかを確認しておきましょう。

ボーナスの時期は、年末年始や夏休みなど、出費が増える時期と重なることが多くあります。帰省の交通費や贈り物など、季節の出費も見込んでおきましょう。
目的ごとに分ける
ボーナスを計画的に使うには、受け取ったらすぐに、目的ごとに分けてしまうのが効果的です。何にいくら使うかを先に決めておくと、使いすぎを防げます。


貯めるお金は、普段使う口座とは別の口座に移しておくと、うっかり使ってしまうことを防げます。どの目的に何割を回すかは、家計の状況や、今大切にしたいことによって変わります。
ごほうびは計画に入れて楽しむ
ボーナスをすべて貯金や支払いに回すと、頑張った実感が得られず、かえって普段の出費が増えてしまう人もいます。楽しむためのお金も、あらかじめ計画に入れておきましょう。
楽しむお金の金額を先に決めておけば、その範囲で迷わずに使えます。罪悪感なく楽しめることも、計画を立てる良さの一つです。
欲しいものがある場合は、ボーナスが出る前にリストにしておくと、勢いで余計なものを買ってしまうことを防げます。
ボーナスを当てにしすぎない
ボーナスの金額は、会社の業績や評価によって変わることがあり、必ず同じ額が出るとは限りません。住宅ローンや分割払いの支払いを、ボーナスを当てにした計画にしすぎると、ボーナスが減ったときに家計が苦しくなります。
毎月の生活費は、毎月の給与の範囲でまかなえるようにしておき、ボーナスは「あればうれしい臨時の収入」と考えると、家計が安定します。普段の家計で赤字が出ている場合は、ボーナスで穴埋めするだけでなく、毎月の支出の見直しもあわせて考えましょう。
まとめ
ボーナスの使い道は、額面ではなく手取りの金額をもとに、受け取る前に考えておくのが基本です。近いうちに必要な支払いを確認したうえで、貯めるお金、自己投資、楽しむお金など、目的ごとに分けておくと、計画的に使えます。
ボーナスを当てにしすぎず、毎月の給与で暮らせる家計を作っておくことも大切です。まずは次のボーナスの前に、使い道の候補と、それぞれに回したい金額を書き出してみてください。
よくある質問
ボーナスからも税金や社会保険料は引かれますか?
引かれます。ボーナスからは、健康保険や厚生年金などの社会保険料と、所得税が差し引かれます。住民税は、一般的に毎月の給与から差し引かれるため、ボーナスからは引かれないことが多いです。詳しくは、受け取ったときの明細で確認しましょう。
ボーナスはすべて貯金した方がよいですか?
考え方は人それぞれです。すべて貯金に回すと、頑張った実感が得られず、かえって普段の出費が増えてしまう人もいます。貯めるお金と、楽しむお金の両方を、あらかじめ決めておくのも一つの方法です。
ボーナスが出ない年に備えるにはどうすればよいですか?
ボーナスは、会社の業績などによって変わることがあります。住宅ローンや大きな買い物の支払いを、ボーナスを当てにした計画にしすぎないことが大切です。毎月の収入の範囲で暮らせる家計を作っておくと安心です。







