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旅行・カルチャー

お正月の行事と意味|門松・鏡餅・おせちの由来と飾る期間

お正月に行われる主な行事と、その意味や由来をまとめました。年神様を迎えるという考え方、門松やしめ飾り、鏡餅を飾る時期と片付ける時期、おせち料理やお雑煮に込められた願い、初詣やお年玉の習わしまで。毎年なんとなく続けている行事の意味が分かります。

座卓の上のおせち料理の重箱とお雑煮、床の間の鏡餅

年末が近づくと、門松やしめ飾り、鏡餅などの正月飾りがお店に並び始めます。毎年なんとなく飾ったり、おせち料理を食べたりしていても、それぞれにどんな意味があるのか、いつ飾っていつ片付ければよいのか、はっきりとは知らない人も多いのではないでしょうか。

お正月の行事の多くは、新しい年に幸せをもたらす「年神様」を迎え、もてなすための習わしです。ここでは、お正月の行事の考え方から、正月飾りの意味と飾る期間、おせち料理やお雑煮、初詣やお年玉の由来までを紹介します。習わしは地域や家庭によって異なるので、ここで紹介するのは一般的な例として参考にしてください。

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お正月は年神様を迎える行事

お正月は、もともと、新しい年の豊作や家族の健康をもたらすとされる「年神様」を、家に迎えてもてなす行事です。正月飾りやおせち料理など、お正月の多くの習わしは、この年神様を迎える準備や、もてなしの意味を持っています。

年末の大掃除も、もとは「すす払い」と呼ばれ、年神様を迎えるために家を清める行事でした。新しい年を迎える前に家をきれいにする習慣には、こうした意味が込められています。

正月飾りの意味

正月飾りには、それぞれ年神様を迎えるための役割があります。

和風の家の玄関に飾られたしめ飾りと門松
門松は年神様を迎える目印とされる
主な正月飾りとその意味(門松、しめ飾り、鏡餅、破魔矢など)
どの飾りも、年神様を迎え、もてなすためのもの。

門松は、家の門や玄関の前に飾ります。年神様は、松などの木に宿って降りてくると考えられていたため、その目印として飾られるようになったといわれています。しめ飾りは、神社のしめ縄と同じように、内側が神聖な場所であることを示すものです。

飾る期間と片付ける時期

正月飾りは、いつ飾ってもよいわけではなく、一般的に飾り始めによいとされる日と、避けた方がよいとされる日があります。

正月飾りの一般的な流れ(1. 十二月十三日以降、2. 二十八日ごろまでに飾る、3. 松の内まで飾る、4. 鏡開きで鏡餅を下ろす)
地域によって日付が異なるので、住んでいる地域の習わしも確かめる。

二十九日は「二重苦」に通じるとして、三十一日は一晩だけ飾る「一夜飾り」になり、年神様に対して誠意に欠けるとして、避けられることが多いです。正月飾りを飾っておく期間を「松の内」といい、一月七日までとする地域が多いですが、関西などでは十五日までとするところもあります。

鏡餅は、松の内が明けたあと、「鏡開き」の日に下ろして食べます。刃物で切ることは縁起がよくないとされ、木づちなどで割って「開く」という言葉を使います。

おせち料理とお雑煮

おせち料理は、年神様にお供えし、家族で分け合っていただく料理です。一つひとつの料理には、新しい年への願いが込められています。

黒豆は「まめに暮らせるように」、数の子は「子孫繁栄」、田作りは「豊作」の願いが込められているといわれます。

おせち料理を重箱に詰めるのは、「めでたさを重ねる」という意味があるからです。また、お正月の間は台所に立つ回数を減らし、年神様を静かに迎えるためや、家事を担う人が休めるように、日持ちのする料理が多く作られたともいわれています。

お雑煮は、年神様にお供えしたお餅を、野菜などと一緒に煮て食べる料理です。お餅の形やだし、具材は地域によって大きく異なり、角餅か丸餅か、すまし汁か白みそかなど、その土地ならではの味があります。

初詣とお年玉

新しい年になって、初めて神社やお寺にお参りすることを「初詣」といいます。一年の無事と幸せを願ってお参りし、お守りや破魔矢などの縁起物を授かる人も多くいます。松の内の間にお参りするのが一般的とされています。

お年玉は、もともと年神様に供えたお餅を、家族に分け与えたことが始まりといわれています。年神様の力が宿ったお餅を分けてもらうことで、新しい年を元気に過ごす力をいただくという意味がありました。それが、時代とともに、お金を贈る習わしへと変わっていったとされています。

お正月を迎える前の準備(大掃除で家を清める、正月飾りを二十八日ごろまでに飾る、鏡餅を用意する、おせち料理の準備をする、お年玉のぽち袋を用意する、初詣に行く神社やお寺を決める)
年神様を迎える気持ちで、少しずつ準備を進める。

まとめ

お正月の行事の多くは、新しい年の幸せをもたらす年神様を迎え、もてなすための習わしです。門松やしめ飾りは年神様を迎える目印やしるし、鏡餅はお供えであり、おせち料理やお年玉にも、年神様と新しい年への願いが込められています。

飾る時期や松の内の長さは地域によって異なります。今年のお正月は、それぞれの行事の意味を思い出しながら、準備を楽しんでみてください。

よくある質問

正月飾りはいつから飾ればよいですか?

一般的には、十二月十三日の正月事始め以降に飾り始め、二十八日ごろまでに飾るのがよいとされています。二十九日は「苦」に通じるとして、三十一日は「一夜飾り」になるとして避ける地域が多いです。ただし、地域や家庭によって習わしは異なります。

正月飾りはどのように処分すればよいですか?

多くの地域では、小正月のころに神社などで行われる「どんど焼き」などの行事で、お焚き上げしてもらいます。参加できない場合は、塩で清めてから紙に包み、ほかのごみとは分けて出すなど、自治体のルールに従って処分します。

松の内とはいつまでですか?

松の内は、正月飾りを飾っておく期間のことです。一月七日までとする地域が多いですが、関西などでは一月十五日までとする地域もあります。住んでいる地域の習わしに合わせるとよいでしょう。

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