おにぎりの握り方|ふんわり崩れない形と塩加減のコツ
おいしいおにぎりを作るための基本をまとめました。おにぎりに向いたご飯の炊き方、手を清潔に保つ準備、ふんわりしながら崩れない握り方、塩加減と具の入れ方、のりを巻くタイミング、お弁当に持っていくときの注意点まで。ラップを使って握る方法も紹介します。

おにぎりは、お弁当にも朝ごはんにも、手軽に作れる身近な料理です。ところが、握っているうちにご飯がぎゅっと固まってしまったり、反対に食べようとしたら崩れてしまったりと、思ったような仕上がりにならないこともあります。
おいしいおにぎりは、ご飯の状態と、握る力加減で決まります。ここでは、ご飯の準備から、握り方のコツ、塩加減と具の入れ方、のりのタイミング、持ち歩くときの注意点までを紹介します。
ご飯の準備
おにぎりに使うご飯は、炊きたての温かいうちに握るのが基本です。冷めたご飯は粒同士がくっつきにくく、まとまりにくくなります。炊き上がったら、しゃもじで底から大きく混ぜて、余分な水分を飛ばしておきましょう。
水加減は、普段と同じか、少しかために炊くと、粒の形が残り、握ったときにべたつきにくくなります。熱すぎて握れない場合は、ボウルや茶わんに一つ分ずつ取り分けて、少し粗熱を取ってから握ると扱いやすくなります。
手を清潔にして準備する
おにぎりは手で直接ご飯に触れるため、作る前に手をよく洗うことが大切です。指輪などは外しておきましょう。

手で握るときは、手のひらを水でぬらしてから塩をなじませます。水が多すぎるとご飯がべたつき、少なすぎるとご飯が手にくっつくので、軽くぬれている程度が目安です。
ふんわり崩れない握り方
おにぎりをふんわり仕上げるコツは、強く握りすぎないことです。ぎゅっと力を入れると、ご飯の粒がつぶれて、かたく重たい食感になってしまいます。外側はしっかりまとまり、中はふんわりしている状態を目指しましょう。


三角形に握るときは、片方の手で山の形を作り、もう片方の手で底と側面を支えながら、おにぎりを少しずつ回して形を整えます。何度も握り直すと、ご飯がかたくなるので、少ない回数で仕上げるのがポイントです。
手で握るのが難しい場合や、衛生面が気になる場合は、ラップを使うと便利です。ラップの上にご飯と具をのせ、包んでから形を整えれば、手を汚さずに握れます。
塩加減と具の入れ方
おにぎりの塩は、ご飯の甘みを引き立て、味を決める大切な役割を持っています。手のひらに塩をなじませて握ると、おにぎりの表面に塩が付き、食べたときに最初に塩気を感じて、ご飯がおいしく感じられます。
塩の量は、具の味の濃さに合わせて調整しましょう。塩気の強い具なら、塩は控えめにします。
具は、ご飯の中心に入れると、どこから食べても具にたどり着きやすくなります。梅干しや鮭、昆布の佃煮など、水分の少ない具は崩れにくく、持ち歩きにも向いています。マヨネーズであえた具など、水分や油分の多いものは、傷みやすいので注意が必要です。
のりを巻くタイミング
のりは、巻くタイミングで食感が変わります。握ってすぐに巻くと、ご飯の水分でのりがしっとりとなじみます。パリッとした食感が好きな場合は、食べる直前に巻くのがおすすめです。

お弁当に持っていくときの注意
おにぎりを持ち歩くときは、傷まないように気を付けましょう。握った後は、十分に冷ましてから包みます。温かいまま包むと、湯気がこもって傷みやすくなります。
暑い時期や長い時間持ち歩くときは、保冷剤や保冷バッグを使い、なるべく涼しい場所に置くようにします。手で握るよりラップを使って握った方が、手に付いた菌がご飯に移りにくくなります。
まとめ
おにぎりは、炊きたての温かいご飯を使い、ぬらした手に塩をなじませて、強く押しつぶさずに数回で形を整えるのが基本です。外側はまとまり、中はふんわりした状態に仕上げると、口の中でほどけるおいしいおにぎりになります。
まずは次にご飯を炊いたとき、力を抜いて三、四回で握ることを意識してみてください。食感の違いにきっと驚くはずです。
よくある質問
おにぎりは冷蔵庫で保存してもよいですか?
冷蔵庫に入れるとご飯がかたくなり、食感が落ちやすくなります。その日のうちに食べる場合は、直射日光や高温を避けて保存するのが一般的ですが、暑い時期や長時間持ち歩く場合は、保冷剤などで傷まないよう注意しましょう。翌日以降に食べるなら、ラップで包んで冷凍し、食べるときに温める方法もあります。
炊き込みご飯や混ぜご飯でも握れますか?
握れますが、具が多いとまとまりにくくなります。少ししっかりめに握るか、ラップで包んで形を整えると崩れにくくなります。具の水分が多いと傷みやすいので、持ち歩くときは特に注意しましょう。
のりがしんなりしない方法はありますか?
のりとおにぎりを別々に包んで持っていき、食べる直前に巻くと、パリッとした食感を楽しめます。市販のおにぎり用のフィルムや、のりを別に包めるラップを使う方法もあります。






