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学び・仕事術

日報の書き方|短時間で書けて読み手に伝わる基本の型

日報を短い時間で、読み手に伝わるように書くための基本を解説します。日報の目的、そのまま使える基本の型、事実と考えを分けて書くコツ、相談や問題点の伝え方、毎日続けるための工夫まで。書くのが面倒な日報を、自分の仕事の振り返りに生かす方法が分かります。

夕方のオフィスでノートパソコンに向かう人の後ろ姿

一日の仕事が終わったあとに、日報を書く時間がやってくる。何を書けばよいか分からず、毎日同じような文章を並べてしまったり、書くのに思ったより時間がかかってしまったりすることもあるでしょう。

日報は、型を決めておけば短い時間で書けるようになり、自分の仕事を振り返る道具にもなります。ここでは、日報の目的から、基本の型、伝わる書き方のコツ、続けるための工夫までを紹介します。書式が決まっている職場では、その形式に合わせて取り入れてみてください。

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日報は何のために書くのか

日報を書く目的は、大きく分けて二つあります。一つは、上司やチームに仕事の状況を共有すること。もう一つは、書く本人がその日の仕事を振り返り、次に生かすことです。

読み手は、日報を読んで、仕事が予定どおり進んでいるか、困っていることはないか、手助けが必要かを判断します。そのため、日報には「何をしたか」だけでなく、「どこまで進んだか」「何が問題か」が分かるように書くことが大切です。

基本の型

日報は、毎回同じ型に沿って書くと、考える時間が減り、読み手も必要な情報を探しやすくなります。次の四つの項目を基本にすると、多くの仕事に当てはめられます。

日報の基本の型(1. 今日やったこと、2. 問題点や相談、3. 気づき、4. 明日の予定)
成果、問題点、考えたこと、明日の予定の順に書く。

「今日やったこと」は、作業の名前を並べるだけでなく、どこまで進んだかを添えましょう。「資料作成」だけでは状況が分かりませんが、「来週の会議資料を作成。全十ページのうち七ページまで完了」と書けば、進み具合がひと目で分かります。数字で表せるものは、できるだけ数字で書くと伝わりやすくなります。

事実と考えを分けて書く

日報が読みにくくなる原因の一つは、起きた事実と、自分の考えや感想が混ざってしまうことです。読み手は、まず事実を正確に知りたいと考えています。

事実と考えが混ざった文と、分けた文(混ざっていると分けているの比較)
事実を先に書き、考えや提案はそのあとに分けて書く。

「大変だった」「頑張った」といった感想だけでは、読み手は何が起きたのかを判断できません。何があったのかを具体的に書き、そのうえで自分の考えや提案を分けて書くと、相手も対応を考えやすくなります。

問題点や相談の伝え方

日報の中で特に大切なのが、問題点や相談の部分です。小さな遅れや気になることも、早めに書いておくと、大きな問題になる前に対応できます。

問題を報告するときは、「何が起きたか」「今どういう状態か」「どうしたいか」をセットで書くと、相手が判断しやすくなります。

すぐに対応が必要なことや、判断を急ぐことは、日報だけで済ませず、直接声をかけたり、チャットで連絡したりしましょう。日報は、その日の終わりにまとめて読まれることが多いため、急ぎの連絡には向いていません。

毎日続けるための工夫

日報を短い時間で書くには、一日の終わりにまとめて思い出すのではなく、仕事の合間に少しずつメモを残しておくのが効果的です。作業が一つ終わるたびに、一行だけ書き留めておけば、日報はそれをまとめるだけで済みます。

仕事の合間にデスクのノートへ一行メモを書く手元
作業ごとに一行メモを残しておく
日報を送る前の確認(進み具合が具体的に書かれているか、数字で表せるものは数字にしたか、事実と考えを分けたか、問題点や相談を書いたか、明日の予定を書いたか、誤字や宛先の間違いはないか)
読み手の立場で見直すと、伝わる日報になる。

書いた日報は、ときどき読み返してみましょう。同じところでつまずいている、同じ種類の作業に時間がかかっているといった傾向に気づくことがあります。日報を、自分の働き方を見直す記録として使うと、書くことが面倒な作業ではなくなっていきます。

まとめ

日報は、仕事の状況を共有し、自分の仕事を振り返るためのものです。今日やったこと、問題点や相談、気づき、明日の予定という基本の型に沿って、進み具合を具体的に書くと、短い時間で伝わる日報になります。

事実と考えを分け、問題点は早めに共有することも大切です。まずは明日、作業が一つ終わるたびに一行メモを残すところから始めてみてください。

よくある質問

日報にはどれくらいの量を書けばよいですか?

職場の決まりがなければ、読み手が一、二分で読める量を目安にすると負担になりません。長く書くことより、その日の成果と問題点、明日の予定が分かることの方が大切です。

特に書くことがない日はどうすればよいですか?

大きな出来事がない日でも、進めた作業と、その進み具合は書けます。「予定どおり進んだ」「特に問題なし」と書くことも、読み手にとっては状況が分かる大切な情報です。

日報で失敗を報告するのは気が引けます。

失敗や遅れは、早く共有するほど対応しやすくなります。何が起きたか、今どういう状態か、どう対応するつもりかをセットで書くと、責める材料ではなく相談として受け取ってもらいやすくなります。

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