スマホのバッテリーを長持ちさせる使い方|劣化を防ぐ充電の習慣
スマホのバッテリーを長く使うための基本を解説します。バッテリーが劣化する主な原因、熱や満充電を避ける充電の習慣、電池の減りを抑える設定の見直し、劣化の状態を確認する方法と交換を考える目安まで。毎日の使い方を少し変えるだけで実践できます。

スマホを使い始めて一、二年たつと、以前より電池の減りが早くなったと感じることがあります。一日持っていた電池が夕方には残りわずかになり、外出先でモバイルバッテリーが手放せなくなる人も多いのではないでしょうか。
スマホに使われているリチウムイオン電池は、使ううちに少しずつ劣化していく消耗品です。劣化そのものを止めることはできませんが、充電の習慣や使い方を見直すことで、進み方をゆるやかにすることはできます。ここでは、劣化の原因から、充電のコツ、設定の見直し、交換の目安までを紹介します。
バッテリーが劣化する主な原因
バッテリーの劣化は、充電と放電を繰り返すことで少しずつ進みます。それに加えて、使い方によって劣化を早めてしまう条件がいくつかあります。中でも影響が大きいとされるのが、熱と、電池残量が極端な状態が長く続くことです。

熱を避ける
バッテリーにとって、熱は大きな負担になります。夏の車内や窓際の直射日光が当たる場所にスマホを置きっぱなしにするのは避けましょう。充電中に動画やゲームを続けると、充電による発熱と処理による発熱が重なって、本体がかなり熱くなります。

厚手のケースを付けたまま充電すると、熱がこもりやすいことがあります。充電中に本体が熱いと感じたら、ケースを外したり、使うのを控えたりして、熱を逃がしましょう。布団の上や枕の下など、熱がこもる場所での充電も避けた方が安心です。
充電の習慣を見直す
かつては、電池を使い切ってから充電した方がよいといわれたこともありましたが、現在のリチウムイオン電池では、その必要はありません。むしろ、残量がゼロになるまで使い切ることや、満充電の状態が長く続くことの方が負担になりやすいとされています。

多くのスマホには、充電の上限を抑えたり、使う時間に合わせて満充電にするタイミングを調整したりする機能があります。「バッテリー」の設定の中にあることが多いので、有効になっているか確認しておきましょう。機能の名前や内容は、機種やOSのバージョンによって異なります。
電池の減りを抑える設定
劣化を防ぐことに加えて、一回の充電で長く使えるようにする工夫も役立ちます。電池を多く使っているアプリや機能を見直すと、充電の回数自体を減らせます。

設定の「バッテリー」の画面では、どのアプリがどれくらい電池を使っているかを確認できます。ほとんど使っていないのに電池を多く消費しているアプリがあれば、設定を見直したり、削除を検討したりするとよいでしょう。
劣化の状態を確認して交換を考える
バッテリーの劣化の度合いは、機種によっては設定画面で確認できます。新品のときと比べて、どれくらいの容量が残っているかが表示されるものもあります。表示がない機種でも、メーカーのサポートやショップで診断してもらえることがあります。
電池の持ちが極端に悪い、残量の表示が急に減る、本体がふくらんでいるといった症状がある場合は、早めに点検や交換を検討しましょう。
特に、バッテリーがふくらんで画面が浮いているような場合は、そのまま使い続けると危険なことがあります。充電をやめ、メーカーや修理の窓口に相談してください。本体の買い替えを考えている場合でも、バッテリーの交換だけで使い勝手が大きく改善することもあります。
まとめ
スマホのバッテリーは消耗品ですが、熱を避け、残量をゼロや満充電の状態で長く置かないようにするだけで、劣化をゆるやかにできます。充電を最適化する機能を有効にし、電池を多く使う設定を見直せば、一日の電池の持ちもよくなります。
まずは設定の「バッテリー」の画面を開き、充電に関する機能が有効になっているか、電池を多く使っているアプリがないかを確認してみてください。
よくある質問
充電しながらスマホを使ってもよいですか?
使うこと自体はできますが、充電中に動画やゲームなど負荷の高い使い方をすると、本体が熱を持ちやすくなります。熱はバッテリーの劣化を早める原因の一つなので、充電中は軽い操作にとどめるのがおすすめです。
寝ている間に充電しっぱなしにしても大丈夫ですか?
最近の多くのスマホは、満充電になると充電を止めたり、充電の速度を調整したりする仕組みを備えています。さらに、満充電の状態が長く続かないように充電を管理する機能を持つ機種もあるので、設定で有効になっているか確認してみてください。
純正以外の充電器を使ってもよいですか?
安全規格に適合した信頼できる製品であれば使えますが、品質の分からない安価な製品は、発熱や故障の原因になることがあります。端末の対応する規格や出力を確認し、信頼できるメーカーのものを選ぶと安心です。







